~現時点で人生最高の映画に出会えました~
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立川志の輔原作「大河への道」を観てきました。感想を一言でまとめると、「仕事に対する姿勢、人生の目的、やりがいがあると人間幸せだよね」です。
簡単なあらすじは、日本地図を作り上げたとされる伊能忠敬、の部下「伊能忠敬軍団」に焦点を当てた物語となってます。伊能忠敬は今まで大河ドラマの主人公になったことがないので、伊能忠敬に親しみがある千葉県の役所の人々が大河ドラマを創ろうという序盤です。ですが、よくよく年表を調べてみると、伊能忠敬が亡くなった4年後に日本地図は完成されていたのでした。そこで、伊能忠敬を筆頭に日本地図完成へと導いた忠敬軍団に焦点が当てられたのです。
☆映画の見どころ①
中井貴一演じる役人ですが、現代の会社でいう部長ポジションとなっています。日本地図を作成するにあたって膨大な国家予算が長年つぎこまれてた故に日本地図を作る部署は金食い虫と揶揄されます。ですが、忠敬軍団(部下)は日本地図完成に熱く取り組んでおり、この部下達を守るために上司を欺きつつ、最後は命を張って責任を取りに行く姿が何とも格好良かったです。上司と部下の板挟みに悩まされながらも日本地図作成の現場に赴いたり、忠敬軍団と触れ合ったりした結果、仕事の熱意がどんどん高まり部下との一蓮托生を選んだのが、本当に男気でした。
☆映画の見どころ②
俳優陣がとても豪華。私は映画やドラマをあまり見ませんが、それでも知っている大御所たちがこれでもかと集まってます。三谷幸喜監督ではないのに、三谷幸喜の映画かと錯覚するようでした。一体どれだけのギャラが発生してるのかと、気になるぐらいでしたが、何だかギャラを破格にして皆さんこの映画に参加したくて集まったような出来上がりでした。完全に勝手な想像ですが。ですが、そう感じさせるぐらい、本当に楽しく演技をされてたように感じます。ギャグ話ではないのですが、ユーモアと色気たっぷりに各々演じてらっしゃいました。本当に心揺さぶられました。北川景子の着物姿、眩しかった!!
☆映画の見どころ③
忠敬軍団の仕事ぶりが素晴らしい。実際現場で働いている忠敬軍団ですが、日本地図に携わっていることもあり、とても仕事が丁寧なんです。実際に海岸を歩幅測量で皆でわちゃわちゃ健気に取り組んでいるところはとてもかわいかったです。本人達は真剣ですのでなおさら。測って伊能家に帰り、日本地図を筆で細かく書いていくのですが、私だったら途中で投げ出しちゃいいます。本当に懇切丁寧、根気強く描いているのです。こういった場面から、仕事とは丁寧にするものだよな、と素直に感じました。
まだまだ魅力的なところはありました。今まで映画で感動した経験は何度もありましたが、今回の映画は本当に人生で最高のものに出会えたと心から思いました。初めて映画の真の楽しさを実感したかもしれません。皆さんにも観てもらいたいです。この映画を知らないことがもったいないと感じます。
今度原作を読んでみようと思います!皆さんも原作はこちら↓からポチッとどうぞ♪
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